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内山紙のふるさと

日本有数の豪雪地帯

 内山紙が生まれる奥信濃一帯は、千曲川の右岸に高社山、カヤノ平、毛無山、左岸には斑尾山はじめ信越国境の山塊が連なります。冬が厳しい信州の中でも特に雪深い豪雪地帯として知られ、一晩に100cm以上積もることも珍しくありませんでした。当然冬場には屋外での仕事は無理でしたから、屋内でできる紙漉きが冬期間の副業として普及・発展したのも肯けます。
 この豪雪を活かして周辺には日本で最古のスキー場として知られる野沢温泉をはじめ、北竜湖、木島平、斑尾高原、戸狩温泉にスキー場があり、冬期間は多くのスキーヤー&スノーボーダーで賑わいます。
 >>>野沢温泉スキー場 >>>北竜温泉ファミリースキー場 >>>木島平スキー場
 >>>斑尾高原スキー場 >>>戸狩温泉スキー場 >>>さかえ倶楽部スキー場

内山紙の故郷は日本の故郷でもある

 冬が厳しいだけに春の訪れは深い感動に包まれます。
 当組合事務所がある飯山市瑞穂地区には菜の花公園があり、春になると辺り一面が菜の花の黄色で埋め尽くされ、毎年菜の花祭りが開催されます。国文学者で詩人だった高野辰之の「おぼろ月夜」の歌詞「菜の花畑に入り日薄れ 見わたす山の端 霞深し〜〜」はまさにこの情景をモチーフとしたといわれています。
 同じく高野辰之の「春が来た」や「故郷」の歌詞も、高野が愛したこの地域の情景そのものであり、日本人が思い浮かべる「ふるさと」のイメージそのままです。
 高野辰之が生まれ育った下水内郡永田村大字永江(現中野市大字永江)には高野辰之記念館が、別荘があった野沢温泉村には「おぼろ月夜の館【斑山文庫】」があり、それぞれ高野の業績や所縁の品を展示しています。
 >>>高野辰之記念館 >>>おぼろ月夜の館【斑山文庫】

山里ならではの味の楽しみ

 野沢温泉が発祥の地と伝えられる野沢菜漬けは、冬場の信州を代表する味です。
 里に初霜が降りる頃、各家々では野沢菜を一家総出で漬け込む光景が見られます。昨今はメーカー品が年中手に入りますから漬け込む量もさほどではありませんが、一昔前は大切な冬の保存食でもありましたから、その量も半端ではありませんでした。また家ごとに味が違い、近所同士での味自慢も冬場の楽しみです。
 信州人にとってポカポカなこたつで暖まりながら、野沢菜漬けをつまみながらお茶を飲むのが何よりの楽しみです。「お茶請けに漬け物?」と思われる方も多いと思いますが、信州ではそれが当然のことなのです。(もちろんお茶ではなくお酒でもOKですが・・・)寒い漬け物小屋の樽から出したばかりの半分凍った野沢菜漬けと、熱いお茶。一度味わってみてください。

心身にうれしい里山

 千曲川左岸の新潟県境に連なる山々には深い森が広がっています。ブナの原生林で知られる鍋倉山のふもとには「なべくら高原森の家」があり、山仕事や農作業、トレッキングからカヌーまで、カラダで自然を体感する様々なイベントを開催しています。
 修験道の開祖役行者によって創立されたと伝えられる「小菅神社」は、戸隠や飯縄と並ぶ修験場で、小菅山山頂の奥社は国の重要文化財となっています。小菅神社参道沿いの杉並木は樹齢三〇〇年の古木が800mに渡って並び荘厳な雰囲気があります。また三年に一度開かれる小菅神社祇園祭は長野県の重要無形文化財に指定されています。
 木島平村の「カヤノ平自然休養林」はブナの原生林と湿原があります。奥志賀・カヤノ平・野沢温泉を結ぶ奥志賀林道は、秘境ムードがたっぷりのドライブコースです。特にカヤノ平のブナの原生林が紅葉した様は日本一という声もあるほどです。
 森林が人間の心身に良い影響を与えることが注目され「森林浴」が盛んになりましたが、さらに科学的なデータをもとに「森林セラピー」運動が全国で展開されています。2006年4月に飯山市のなべくら高原と小菅神社参道の杉並木が「こころのふるさと信州いいやま〜母の森 神の森」として、また2007年3月に「カヤノ平高原」が「森林セラピー基地」としての認定を受け、森林セラピーのプログラムが用意されています。
 >>>森林セラピー(R)基地いいやま >>>なべくら高原森の家 >>>自然劇場きじま平(木島平村)
 >>>森林セラピー(R)ポータル

いで湯も楽しみ

 村名にも「温泉」をつくほど野沢温泉の歴史は古く、北信濃の人々の湯治場として親しまれてきました。村内には村民が分担して長く守ってきた13の外湯(共同浴場)があり、スキー場や野沢菜という魅力も加わった人気の温泉スポットです。
 野沢温泉以外にも内山紙のふるさと周辺には温泉施設が数多くあります。一帯の温泉巡りも楽しみのひとつですね。
 >>>野沢温泉旅館組合 >>>文化北竜館いいやま北竜温泉 >>>いいやま湯滝温泉 >>>戸狩温泉 >>>斑尾高原温泉
 >>>馬曲温泉望郷の湯

寺巡りと飯山仏壇

 信州は古くから信仰心の篤い土地柄といわれています。飯山市は城下町ですが、文豪島崎藤村が「雪国の小京都」と呼んだほど寺の多い町です。中でも臨済宗の道鏡恵端禅師が終生をおくった正受庵は長野県の史跡に指定されている古刹で、茅葺き屋根の堂は現在も座禅修行の道場となっています。
 この正受庵を含め市街地にある22の寺を巡る散策コースが整備され、スタンプオリエンテーリングが行われています。
 信仰に篤い土地柄の上に、良質な木材や漆塗りに適した気候もあって、飯山では300年程前から仏壇づくりが盛んに行われてきました。
 飯山仏壇は良質な材料をふんだんに使っていることから他の産地の仏壇と比べると重いといわれます。分解して再塗装すれば新品同様に生まれ変わるほど丈夫で高い品質を誇ります。
 飯山仏壇は内山紙と同様に伝統的工芸品に指定されています。
 >>>飯山市観光協会 >>>飯山仏壇